新車両と施設関係者ら
区内瀬谷町にある特別養護老人ホーム「愛成苑」にこのほど、（公財）日本財団の助成を受けて購入した福祉車両が納車された。
同財団は、地方自治体が行うボートレースの収益金で運営されている組織。高齢者や障がい者への支援の一環として、福祉施設などで使われる車両購入費の助成などを行っている。
同苑を運営する（社福）愛成会（平本敏理事長）では２０１６年度、財団に支援を申請し、採択されていた。助成額は、購入費用の８割弱。
車両は10人乗り。車いすを２台積載でき、リフトによって昇降する。納車を受けて今月11日にはお披露目式が開かれ、施設利用者や関係者などが出席した。平本理事長は「新しい車は、これまでのものより室内が高く広い。有効に活用できれば」とコメント。同会では今後、愛成苑を含めた３施設で車両を使う予定だという。
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