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瀬谷区版 公開:2017年4月13日 エリアトップへ

障がい者後見的支援室 「まんまる座」が開所 地域での日常見守る

社会

公開:2017年4月13日

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担当職員の川名さん(左)と「あんしんマネジャー」の稲垣慶司さん
担当職員の川名さん(左)と「あんしんマネジャー」の稲垣慶司さん

 横浜市障害者後見的支援制度に基づく施設「まんまる座」が三ツ境に開所し、4月から本格的にスタートした。市内各区に同様の支援室が順次設置されており、瀬谷区は最後の開所。障害者が地域で安心した生活を送るため、同所では日常生活の相談や見守りを行っていく。

 障害のある人とその家族が住み慣れた地域で安心して生活を続けていけるよう、2010年度に始まった同制度。各区に設置された支援室を拠点に担当スタッフが相談を受け、定期的な訪問活動などを実施。地域の住民らとともに、制度に登録した人の日常生活を見守っていく。登録対象者は支援室設置区に住む18歳以上の障害者。支援を希望し、将来の生活について相談したい障害者とその家族も対象となる。利用は無料。

 同所へ寄せられる相談は将来への希望や漠然とした不安などさまざま。親が亡くなった後のことを考え、事前に相談に訪れるケースもある。職員らは、登録者の希望が生涯にわたって実現できる方法をともに考える。また、「あんしんキーパー」「あんしんサポーター」と呼ばれる地域住民らも支援室と連携を取りながら、見守りを担う。

 同制度では食事作りや買い物の手伝いといった直接的なサポートはできない。金銭や重要書類の預かり、入院時の身元保証や手術時の医療同意なども不可となっている。

「思いを尊重」

 せや障がい者後見的支援室「まんまる座」は、せや活動ホーム太陽をはじめ、区内で障害者の生活支援を行う(福)瀬谷はーとが運営。支援業務は4人のスタッフが対応する。

 担当職員の川名準人さんは、支援室の役割について「思いを守っていくということが大事。(利用者や家族と)関係性を作る中で情報をストックし、本当に希望が実現できているかどうか、本人の気持ちを代弁することもある」と話す。また、見守りには「同じ地域に住む人の協力が必要不可欠」と川名さん。同制度を誤解することなく理解してもらえるよう、周知を進めていきたいとしている。

 問い合わせは「まんまる座」(三ツ境11の6瀬戸ビル1階)【電話】045・442・6592。開所時間は月曜日から金曜日、午前9時〜午後5時まで。
 

瀬谷区役所から防災・減災に関するお知らせ

自宅が安全ならお家で避難が有効。自宅の安全を確保し、備蓄品を準備しましょう。下記動画もチェック。

https://www.city.yokohama.lg.jp/seya/kurashi/bosai_bohan/saigai/t20230904115015761.html

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