校内に不審者が侵入したことを想定し、対応を学ぶ研修が7月21日、原小学校(桃井陽子校長)で行われ、教職員らが多数参加した。
瀬谷警察署担当者によると、毎年夏休みに入るこの時期は、小学校や養護学校で訓練が増えるという。同校では年に一度、不審者対応訓練を実施しているが、教職員の動きに重点を置いた内容は珍しい。同署員が不審者役を演じ、より実践的な研修となった。
この日の想定は、正門から侵入した不審者役の署員を誘導し、児童の安全を確保しながら校舎の外に追い出すという流れ。教職員らは「どちら様ですか」と声をかけ、警察への通報などを連携して行った。廊下にバリケードを作るなど不審者の動きを止める工夫をしながら、協力して約10分で校外へ誘導した。
実践を終えた後、映像を見ながら振り返りが行われた。不審者対応で重要なことは「最初に遭遇した人がどのように声をかけるかが大事」と署員はアドバイス。大きな声ではっきりと相手に話しかけ、情報を共有し、チームで動くことも必要だという。研修を終え、桃井校長は「いつも以上に緊張感のある研修となった。様々なパターンを想定し、今後も繰り返し実施していきたい」と話した。
今年は区内全11校の小学校で、同様の研修が行われる予定。
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