熱帯林がもたらす恵みや人々の生活に焦点を当てた写真展が、横浜市中央図書館(西区)の1階展示コーナーで開かれている。会期は10月9日(月)まで。
写真展は、西区に拠点を置く国際熱帯木材機関(ITTO)と中央図書館の共催。1986年に発足した同機関は、持続可能な森林管理や、木材の貿易推進などに取り組んでおり、日本を含めて世界72カ国が加盟している。
同機関が一般向けの写真展を行うのは、今回が初。期間中は、熱帯林に生息する多様な生物や植物に加え、製材所やカカオ収穫所で働く人々の様子、現地の伝統衣装や料理などを紹介している。また、図書館所蔵の関連書籍も80点ほど並んでいる。
機関職員は、日本人の身の回りには、熱帯林を原産地とする食糧や繊維、木材が多くあるとして、「(写真展が)熱帯林を遠い存在ではなく、身近なものだと感じるきっかけになれば」と期待している。
開館時間は午前9時30分〜午後8時30分(土・日・祝・月は5時閉館)。問い合わせは中央図書館【電話】045・262・7336。
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