育児に役立つ区内の情報をまとめた、子育て応援マップの製作が進行中だ。取材や編集を担当するのは、今まさに子育て中の母親らによる「ママリポーター」。母親の目線を盛り込み、瀬谷区でのお出かけに役立つ冊子を目指す。
瀬谷区子育て支援拠点「にこてらす」のスタッフらがエリアリーダーとなり、同所の利用者ら20人が参加。瀬谷区を6地区に分け、チームごとに7月から取材をスタートさせた。
マップは「瀬谷での子育てを応援する」がテーマ。子ども連れでも入りやすい店舗や施設かどうか見極めることを取材時のルールとし、エリアごとに聞き込みを行った。その取材メモを持ち寄り、編集会議を実施。「おむつ交換できるか」「お湯を提供してもらえるか」など、日頃利用しているからこそ分かる母親ならではの視点で、掲載情報を精査していった。瀬谷駅周辺を担当した岩崎弥生さんは、「利用しやすい施設は意外と少なかった。子ども連れに優しいお店が増えれば嬉しい」と話した。
区からの委託事業としてマップ製作に取り組む「にこてらす」の金子美津子さんは、「10年近く言い続けてきたもの。野菜の直売所を記すなど瀬谷らしいマップにしたい」とし、「現状を知ってもらい、子育てへの理解が深まることを期待します」と話した。
来年2月に完成予定。
瀬谷区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|