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瀬谷区版 公開:2017年11月23日 エリアトップへ

施設と自治会「いざ」に備え 火災訓練で連携深める

社会

公開:2017年11月23日

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煙が充満した部屋を通り抜ける体験も
煙が充満した部屋を通り抜ける体験も

 高齢者福祉施設、飲食店、自治会による合同防災訓練が今月16日、瀬谷消防署協力のもと三ツ境で開かれ、約60人が参加した。

 訓練に参画したのは、小規模多機能型居宅介護事業所オリーブ、サービス付き高齢者向け住宅グレース、チャイニーズレストラン風の音、そして近隣の旭ヶ丘自治会。年1回開かれており、消防署への通報や初期消火、高齢者の避難誘導などを通じ、施設職員と住民の連携を深める狙い。今回の訓練は、出火元を事前に知らせない「ブラインド型」で、施設ごとに行った。

 オリーブの訓練では1階事務室から出火した。利用者は、職員らにサポートされながら窓や玄関から避難。脱衣場の近くには負傷者役の人形が置かれており、職員と住民が毛布でくるんで屋外に連れ出した。講評で消防署員は、煙を吸わないよう強調。実際の現場では煙を吸って一酸化炭素中毒になり死亡するケースが多いとして、「初期消火に失敗したら、火元の部屋の扉を閉めて煙を閉じ込めて下さい」「煙が充満した部屋を通る際は、赤ちゃんのハイハイのように姿勢を低く」などとアドバイスした。

 オリーブの管理者である吉田香子さんは人数確認が上手く出来たとする一方、負傷者搬送に改善点があったとした。また、「施設と地域の方々の連携を深められて、有意義な訓練でした」と手ごたえを感じていた。

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