精神疾患の治療などを行う横浜相原病院(吉田勝明院長/阿久和南)で4日、看護師らによる「キャンドルサービス」が開かれ、来賓や関係者が詰めかけた。
この取り組みは「医療と看護の初心を忘れないように」と開院時から毎年続けられており、今年で25回目。同院スタッフが、ナイチンゲール像から自分のろうそくに火を灯し、誓いを立てる。ナイチンゲールが1本のろうそくの灯で看護活動をしたことに由来しているという。
この日はスタッフ全員で誓いの言葉を述べた後に、今年から働く新人看護師が業務を振り返りながら「患者様の笑顔や『ありがとう』という言葉に励まされています。その気持ちを理解して、寄り添える看護師を目指します」と力強く語った。
キャンドルサービス後の特別プログラムでは、作業療法の一環としてコーラスに取り組む患者が登場。クリスマスの讃美歌「荒野の果てに」、昭和の名曲である「銀色の道」や「時の流れに身をまかせ」を歌い上げた。また、院内のこぐま保育室の子どもたち、近隣の横浜隼人中学・高等学校の吹奏楽部と二俣川看護福祉高等学校(旭区)コーラス部の生徒らも参加し、歌や演奏で会場を沸かせた。
最後に挨拶した吉田院長は「笑顔の後ろにある悲しみ、強がりの裏にある涙。患者様の表情の向こう側にある想いを感じとり、血と心の通った看護を続けていきます」と話した。
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