「街のつどいの広場」として11月9日、三ツ境に完成したコミュニティカフェ「ほっとカフェ」。オープンから約1カ月が経過し、地域住民らで賑わいを見せている。
乳幼児とその親のための空間として、12年前にまこと幼稚園内にできた「ほっとスペース」。無料で利用でき、幼児の一時預かり(300円/時間)も行う集いの場だ。同所の運営に携わってきた久保薗祐子さんは、「一人で来た人が、周りと打ち解けて交流している様子を見かけることも。地域でも人が集える場所が作れたらと思った」と、今年に入りコミュニティカフェ開設を考え始めた。
場所に選んだのは、「ほっとスペース」から程近い民家。久保薗さんの知人から借りることができた。「広さもちょうど良く、雰囲気も合っている」と笑顔で話す。助成などはないため、テーブルや椅子の家具、食器なども寄付でまかなった。8月から10月にかけ、友人知人や地域の人たちにも手伝ってもらい、準備を進めたという。近隣の三ツ境グリーンハイム自治会も自治会通信で呼びかけるなど、広報に協力した。
「ほっとカフェ」は現在、久保薗さんをはじめ、「ほっとスペース」のスタッフや地域住民らがボランティアとして交代で運営にあたっている。賑わうのはランチタイムが始まる正午。月・水・土曜日は日替わりランチや軽食を提供し、火曜日はタイ人のスタッフが腕を振るう。何度か訪れているという女性は、「相席なので初対面の人とも話しやすい」と話した。このほか、レンタルの日やイベントの日などを設け、地域に開放。利用者も増え、浸透してきているという。
「利用者同士の交流が増えている」と久保薗さん。「来る時は一人でも、帰る時は笑顔になってもらえたら」と期待を込めた。
同所についての問い合わせは【電話】045・391・2430へ。
瀬谷区役所から防災・減災に関するお知らせ自宅が安全ならお家で避難が有効。自宅の安全を確保し、備蓄品を準備しましょう。下記動画もチェック。 https://www.city.yokohama.lg.jp/seya/kurashi/bosai_bohan/saigai/t20230904115015761.html |
<PR>
瀬谷区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>