アフリカに毛布を送る運動に取り組む「明社 いちょうの会」の会長 松尾 高明さん 相沢在住 69歳
未来に花咲く奉仕を
○…紛争や自然災害に苦しむアフリカの人々に、日除けや防寒、産着などに活用できる毛布を送る支援。約10年前から続けており、今年も使わなくなった毛布を区民から募っている。3月には、区社協などが行う「ボランティアのつどい」の会場で、来場した児童にアニメの人気キャラクターや富士山の絵を布に描いてもらい、それらを毛布に縫い付けた。当日は多くの子どもたちが参加したそうで、「楽しそうに描いている姿が印象的でした。アフリカや支援についても関心を持ってくれました」と嬉しそうに振り返る。
〇…同会は、明るい社会づくりを目的として、区民有志によって1978年に創設されたボランティア組織。約110人が加入し、地域清掃、赤い羽根や東日本大震災の共同募金などに取り組んでいる。ボランティアに熱心だった母親の影響もあって会に携わるようになり、会長職に就き12年。ボランティアについて「一朝一夕に結果が出るものではないんです」と表現。5年、10年、更には数十年という期間でビジョンを持ち、地道に続けていくことが大切だという。街頭募金において、大事そうに握りしめたお金を募金箱に入れてくれる子どもたちの笑顔が、活動の糧になっている。
〇…バス・旅行業界に身を置き半世紀近く。今は、阿久和南に本社を置く天台観光(株)の取締役副社長を務める。会社全体を統括するだけでなく、早朝から始まるツアーの出発に合わせて挨拶に出向くなど「現場」にも顔を出す。また、会社の将来を支える後進の育成にも余念がない。多忙な日々の息抜きは音楽鑑賞。頭をからっぽにして曲を聴き、日々の疲れをいやす。
〇…「実年齢より10歳若いつもりで」――。心持ちから身だしなみまで、常に若く在りたいと考えている。古希を迎える今年も、まだまだ現役だ。70歳を「第3の人生の始まり」と位置付けており、新たなチャレンジを模索している。
瀬谷区役所から防災・減災に関するお知らせ自宅が安全ならお家で避難が有効。自宅の安全を確保し、備蓄品を準備しましょう。下記動画もチェック。 https://www.city.yokohama.lg.jp/seya/kurashi/bosai_bohan/saigai/t20230904115015761.html |
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