瀬谷消防署(八釼(やつるぎ)猛署長)は今月19日、初期消火などを行い火災被害の拡大を防いだとして、区内で看板製作・設置業を営む仙田孝男さん(44/宮沢)と従業員の細谷祐史さん(同/横須賀)に感謝状を贈呈した。仙田さんは瀬谷消防団に所属しており、日頃の訓練が迅速な活動につながった。
火災は、宮沢三丁目で3月17日の午後12時55分頃に発生した。仕事を終えて車で帰る途中だった仙田さんと細谷さんは、消防団の災害出場メールで発生を知ると、現場がすぐ近くだったこともあり、そのまま直行。住宅2階のベランダから火柱が上がっていることを確認し、近隣住民が持ってきた消火器を使い、ベランダ下から消火した。さらに仕事用の脚立に登って火柱に向かい消火器を噴射、火災を鎮圧した。
「とにかく冷静に対応するよう努めました」と仙田さん。細谷さんのサポートを受けながら、初期消火にあたった。消防団活動を通じて消火に必要な能力を鍛えていると言い、「(火災鎮圧は)訓練のお蔭」と振り返った。八釼署長は「適切な消火により、被害拡大を防げました。ありがとうございます」と話した。
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