一面に広がる黄金色の小麦畑―。竹村町の岩崎農園が所有する畑で6月15日、小麦の収穫作業が行われた=写真。
以前から小麦や大麦を栽培していた同園は、2年前に(株)横浜ビールから依頼を受け、ビールの原料となる小麦栽培を強化。2年目の出荷に向け、同園4代目となる岩崎良一さん=人物風土記に関連記事=は父・英一さんとともに、次から次へと作業を進めていった。
今年の小麦は「豊作。機械が詰まってしまうほど、かなり量がある」と良一さん。昨年秋に種をまいた後は降水量も程良く、4〜5月頃に強風に吹かれなかったことで良好な生育につながったと分析。今年は4日間で、昨年の倍となる2トン以上の収穫を見込む。
収穫に立ち会った横浜ビールの醸造長を務める深田優さんは、「岩崎さんの小麦を使うとなめらかな風味で、やさしい味になる」と高評価。7月中には仕込みを行い、8月上旬をめどに今年の新麦によるビールが完成する予定だ。
「瀬谷の小麦ビール」は現在、区内の飲食店や酒店などでも販売され、飲むことができる。
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