10月8日に保土ケ谷スポーツセンターで開かれた横浜市中学校体操競技新人大会で、瀬谷中学校の岩谷姫果さん(1年)・岡本椎さん(同)・泉桜乃さん(2年)が女子団体総合で優勝した。岩谷さんは個人総合も1位となり、個人・団体の両部門で頂点になった。
同大会は、横浜市体操協会と横浜市中学校体育連盟の共催。市内中学校の1・2年生が対象で、女子部門には11校、およそ60人がエントリーした。跳馬(跳び箱)・段違い平行棒・平均台・床の4種目を行い、その結果で個人総合と種目別、団体総合の順位を決める。団体は3人または4人で構成され、上位3人の合計得点で競う。
2位に大差で優勝
瀬谷中の3人はともに、小学生の頃から体操教室に通っている。岩谷さんと岡本さんは相模原市のSRC体操クラブに、泉さんは泉区のあすなろ体操クラブに所属。泉さんは教室と学年が違うこともあり、2人とはこれまで接点が無かったものの、大会出場にあたりチームを結成した。
本番では、9月の神奈川県中学校新人体操競技大会でも優勝した岩谷さんがチームをけん引。全種目でトップを獲得する活躍を見せて、県に続いて個人総合1位になった。岡本さんは跳馬と段違い平行棒でそれぞれ2位となり、個人総合でも岩谷さんに続く2位。泉さんも個人総合12位に入り、チームの合計得点は135・250点だった。2位の豊田中学校(戸塚区/119・60点)を大きく引き離した。
更なる成長誓う
結果について3人は「嬉しかった」と口を揃える一方で、それぞれに演技の失敗があったとして今後の成長に意欲を見せている。岩谷さんは、得意とする床と平均台の完成度をさらに高めていく考え。岡本さんは「苦手とする平均台と床の技を増やしていきたい」と意気込む。泉さんは「綺麗な姿勢を保つようにして、表現力や技の難度を高めたい」と成長を誓った。
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