横浜南部少年サッカー同好会 「明日は檜に」 子どもの可能性信じて30年
横浜南部少年サッカー同好会(小又義雄理事長)は創立30周年を記念し、12月11日に上大岡のウィリング横浜で式典を開催した。
同好会は、レギュラー選手になれず、市大会に出場する機会のない子どもたちを対象に「あすなろ杯少年サッカー大会」を年に2回開催している。現在は泉区を始めとして市内8区の33クラブが趣旨に賛同して加盟しており、式典もクラブ関係者や後援者が多数訪れるなど盛大に開催された。
小又理事長は、大会名としている「あすなろ」の木は漢字で「翌檜」と書き、「明日は檜になろう」と子どもたちの成長を願って名付けたことを説明。
また、「子どもたちは力を発揮する場所を求めているし、試合を通じて絆も生まれる」とあすなろ杯の意義を語り、「どんな子どもにも才能がある。レギュラーと補欠に分けられていても、明日にはひっくり返す可能性を子どもたち全員が秘めている。それを引き出すのが我々の役目」と思いを語った。
30年という節目を迎え、小又理事長は「あすなろの灯を次世代の指導者に受け継いでいってほしい」と期待を込めて話していた。
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