公示地価 泉区、全29地点で下落に 下落率は昨年より緩やか
国土交通省が3月17日に発表した今年1月1日現在の公示地価※で、泉区は全調査地点で下落した。区内の調査は住宅地24、宅地見込み地1、商業地2、準工業地1、市街化調整区域内宅地1の29地点。
昨年は住宅地で最大、前年比6・3%下落した地点があったが、今年は和泉町の住宅地と上飯田町の市街化調整区域内宅地の同2・4%下落が最大に。全体的にみても同0・5〜2・4%下落にとどまった。住宅地の最高値は緑園3─22─16外で250000円、商業地の最高値は中田南3─7─5の293000円。
区内データは72年から公表
公示地価の調査は1970年(昭和45年)に始まり、泉区(当時は戸塚区)のデータは国交省ホームページ内「土地総合情報ライブラリー」で72年から公表されている。
72年の公示地価は和泉町字三ツ俣4207─3が31500円、翌73年は中田町字東谷1762─36が48300円、和泉町字草木2219─42が38300円、新橋町字順礼坂1078─32が39500円、上飯田町字新巾山1937─15が46500円、和泉町字三ツ俣4207─3が42000円など。
昭和63年には緑園1丁目で45万円、弥生台で46万円をつけるなど、30〜40万円台の地区が多く見られたものの、バブル崩壊とともに下落へと転じている。
※公示地価=1平方メートルあたり、林地は1アールあたりの価格
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