歌で東北の被災地にいる仲間を元気に――。”泉区の歌声”実行委員会(小倉初江委員長)による初めての大会が4月27日、泉公会堂で開催され、区民ほか134人の歌声がステージ上で披露された(=写真)。
同大会は当初、4月9日に開催される予定だったが、東日本大震災の影響等を考慮し、中止も考えられた。相原孝司会主らは新聞の社説や「がんばろう日本」のエールに感動し、「自分たちにできることは歌うこと。東北を元気に振興しよう」と開催を決めた。
大会後には同実行委員会から約8万5000円、後援の泉区カラオケ協会から約8万3000円、泉区舞踊協会から約4万円、計20万円以上の義援金が、社会福祉協議会を通じ、日本赤十字社に送られた。東北地方には仲間や知り合いが多いことから、今後も歌を通じた交流や励ましを継続していくという。
「皆で歌うと元気になる」
泉区カラオケ協会の2000人以上のメンバーのうち、大半が60歳代以上の高齢者だ。今年80歳を迎える相原会主は「皆さんと大勢でいて歌っていると、元気が出る。家に1人でいるよりも、いつも集まって、わいわいがやがやしている方が元気になる」と話す。
9月17日には、同協会の50回記念大会が予定されている。
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