区内で活動している泉区文化振興委員会の15部会、約90団体による第25回泉区民文化祭が、10月31日(月)まで区内3会場で開催されている。今週末に公演を行うアマチュア演劇集団ふぉんて(村瀬栞代表)のメンバーも本番に向け、稽古に励んでいる。
19回目となる同集団の公演は『いのちの聖夜〜ホスピス病棟記』。東日本大震災により多くの人の命が失われたこともあり、「見る人の心に深くしみいる芝居を、今ある命をどう生きていくのか改めて考えてみよう」と、命をテーマとした作品にした。
ホスピスを、人間の最後の生き方と向きあうところ、命の尊厳を守る場所としてとらえ、10人のキャストが田中政夫作、佐々木研演出の作品を熱演する。
りょうじ役で出演する和泉町の石場良治さんは「物語を読んで涙が出るくらい。悲しいだけでなく楽しい場面もあるので、ぜひ見に来ていただきたい。演劇で少しでも東北に力を届けられたら」と意気込む。
同公演はテアトルフォンテで開催。29日(土)は14時と18時、30日(日)は14時開演で、各30分前に開場。入場無料。
泉区文化祭31日まで
泉区民文化祭は、泉区役所1階、テアトルフォンテ、泉公会堂で31日(月)まで開催されている。
泉公会堂では洋、邦、中国楽器による「輝きコンサート」が29日(土)12時〜16時に、女、男、混成の「合唱祭」が30日(日)13時〜16時に実施される。
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