駅からいずみ遊歩シリーズ【3】 泉（オアシス）探訪 弥生台―いずみ野 ひと駅散歩 ※協力・オアシス21世紀の会
弥生台からの富士山
冬にしては寒風もなく陽が差していたので、泉図書館に本を借りようと、弥生台駅前から歩いて行った。春には満開の花を咲かせる桜の樹をみながら、フェンス沿いにいずみ野に向かった。弥生台西公園脇を通って、かまくら道（県道４０２号）に出る。この辺は阿久和川と和泉川に注ぐ分水嶺だそうだ。西方に富士山を観望出来るので、三脚を携えたカメラ愛好者が集まるスポットになっている。
交差点を渡り、夏の花百日紅（さるすべり）が続く緩やかな下り坂を進むと、右手に畑があり、冬野菜の緑の鮮やかさが印象的だった。出発して25分ほどで図書館に着いたので、予約手続きを済ませ、いずみ野駅まで遠回りして行くことにした。
いずみ野中の部活を見学、いずみ台公園ではゲートボールと少年野球を傍観した。そして、さくら商店会通りにある喫茶店ドンドルマに立寄り、評判のブレンドコーヒーを味わい、一息ついて駅に向かった。
駅前通りの桜の樹は、老木から若木に代わり、以前の風情とは一変していた。
大勢の人に出会った延べ１時間30分、６５００歩のひと駅散歩でした。
（文・写真＝益田正廣）
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