横浜DeNAベイスターズジュニアチームの2012年度選抜メンバー18人がこのほど決まり、区内から井田尚吾君(台谷戸ブルーファイターズ)と加藤駿介君(緑園ラービー)が選出された。県内から小学6年生415人が参加した選考会を勝ち抜いた。
同チームは「子どもたちが”プロ野球への夢”という目標をより身近に持てるように」と(社)日本野球機構とプロ野球12球団が連携し、2005年から毎年開催している「NPB12球団ジュニアトーナメントENEOSCUP」参加チームの一つ。今年は札幌ドームで12月26日(水)〜28日(金)に開催され「熱勝」をスローガンに初優勝をめざす。
チームメンバーは毎年、県内の小学6年生から選出しており、7月26日と8月9日に選考会が行われた。技術面のほか、勝利に向けた熱い気持ち、チームメートを思いやる心、野球に向かう真摯な姿勢などが選考基準となり、2人はこれをパスした。
遠投70メートルの強肩が売りの井田君は、チームに選抜されたことを喜び、チーム参加を通じて苦手なあいさつをできるようになりたいという。「札幌ドームでかっこいい姿を見てほしい」と話し、ガッツあふれる全力プレーで躍動する。
遠投70メートル越えの強肩と少年野球通算41本塁打の強打が魅力の加藤君は、3年生の頃から同チーム入りを目指した。同チーム内でも強打やホームランでアピールを続け、「札幌ドームでホームランを打つところを見てほしい」と意気込む。
同チームの選手は投手が多いため、練習を重ねたうえで2人を含めた全選手のポジションが決まる。
スポーツ専門チャンネル「J SPORTS」で放映される同大会は今年で8回目。第1回大会に出場した横浜DeNAベイスターズの高城俊人選手(福岡ソフトバンクジュニア出身)や北海道日本ハムファイターズの近藤健介選手(千葉ロッテジュニア、横浜高校出身)らが昨年のドラフトでプロ入りしている。
井田君、加藤君ら選抜メンバーは9月22日に横浜スタジアムで行われたチーム結団式に参加し、1軍の試合開始前にシートノックを披露。10月6日には川崎市内で初練習を行った。
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