立場中央商店会(青木籌籌之会長)が30周年を迎え、商店会関係者と高橋和也区長、大貫芳夫泉区連合自治会町内会長会会長、泉区選出市議・県議らによる記念式典・祝賀会をJA横浜みなみ総合センターで11月27日、開催した。
青木会長=写真左=は同商店会が1983年2月に22店舗でスタートし、横浜市営地下鉄「立場」駅開業や長後街道の拡幅、ヨークマートやイトーヨーカ堂、ドラッグストアなど大型店が進出した30年間の変遷を話すとともに、「立場は環境が大きく変化し、泉区の商業の中心に。厳しい時代だから、地域に根付いたお客様に愛されるよう、会員一同前に進みたい」とあいさつした。
初代会長の金刺昇壱同商店会名誉会長=写真右=はヨークマート立場店誘致にともない商店会が発足したこと、会員に物販店が少なくイベント開催が難しかったこと、商店会運営で迷惑をかけたことなどを振り返り、1945年頃の立場駅周辺を描いた絵をもとに立場の歴史を解説し、「光陰矢のごとしをつくづく感じる。静かで寂しいところが便利で賑やかなところになった」と話した。
同商店会の30年間は、前半は急速な都市化で急増した人口(消費者)のニーズに応え右肩上がりの好景気が続いたが、後半は不景気による商店の経営不振等により会員の撤退や廃業が増え、会員数が減少したときもあった。現在は44店舗で発足時から倍増しているが、設立当初の会員で現在まで営業を続けている店舗は4店のみとなっている。
式典・祝賀会にはOB会員も駆け付け、祝賀会では参加者が各店の現状や歴史を話すなどし、改めて親交を深めた。
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