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泉区版 公開:2013年1月31日 エリアトップへ

一般社団法人 横浜青年会議所の2013年度理事長に就任した 高見澤 尚弘さん 都筑区在住 39歳

公開:2013年1月31日

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「誠の道」まっすぐに歩む

 ○…20歳から40歳までの青年経済人が「明るく豊かな社会」を目指して、まちづくり、ひとづくりに取り組んでいる横浜青年会議所(JC)の理事長に、このほど就任した。1年間の運営テーマに選んだのは「誠道」という言葉。「現代の若者はひたむきに生きる姿勢、他者に尽くす考えを忘れているように感じる。もう一度、JC創始の精神を認識し、自分たちの姿勢を見つめ直したい」。ひとことひとことを噛みしめるように語る姿が印象的だ。

 ○…JCに入会したのは04年。「父が昔会員だったこともあって、半ば無理やり。どんな活動をしている団体かも知らないまま入っていました」と笑いながら振り返る。そこで待っていたのは、慌ただしいが充実した時間、仕事とは全く違う人々との出会いだった。10年には横浜開港祭の実行委員長を務め「我々に対する大きな期待を感じました。我々自身が輝くことで、横浜を元気にすることができたら」。約320人の会員とともに、様々な企画を練っている最中だ。

 ○…出身は港北区。高校生までは野球に打ち込み、県内の強豪校で1年生から活躍した。大学卒業後は大手交通関連メーカーの営業マンとして警視庁や福島県警を担当。転機は02年。不動産会社を経営する父が体調を崩したのをきっかけに、横浜に戻った。05年に父が亡くなり、会社を引き継ぐことに。わずか31歳でのスタートだったが、不安はなかったという。「要は自分が信頼してもらえる人間かどうか。どの世界でもその基本は変わらないと思っていました」。現在では不動産業だけでなく飲食店も手掛けるなど、着実に業容を広げている。

 ○…家庭では5歳と生後1カ月の男の子の父親。会社に、JCに、と奔走する毎日では自然と子どもたちとの時間は少なくなる。「その分、父として、信念を持って生きている姿をみてほしい」。自らが信じる誠の道をまっすぐに進んでいく。

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