新聞配達員がパトロール ベストで防犯効果に期待
区内の治安向上をめざし発足した「泉すみずみパトロール隊」の出発式が泉警察署で7月5日に行われ、下村直区長や区内の防犯関係者ら55人が出席した。
同隊のメンバーは増井新聞店読売センター戸塚中田の配達員14人で構成され、パトロールベストが隊員に手渡された。
泉署は、犯罪が多発しやすい朝夕の時間帯にパトロールベストを着て区内を回ってもらうことで、防犯につながると考え同隊を結成した。
出発式で加瀨部署長は「登下校時の子どもを狙った犯罪など、悪質な犯罪に対応するため、雨の日も風の日もすみずみまでパトロールしてもらい、安心安全な泉区をめざしていきたい」と話し、地域防犯に役立ってほしいと期待を込めた。
「防犯パトロール」「交通安全」と書かれたベストを着用した配達員たちは、次々と出発して行った。
区内の刑法犯の発生件数は昨年まで9年連続で減少していたが、今年に入って増加傾向に転じており、6月末時点で暫定513件(前年比5件増)となっている。同隊は今回、モデルケースとして中田地区で実施するが、泉署は今後も各地区で調整を進めていきたいとしている。
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