泉区を拠点に活動するシニアソフトボールチーム、横浜マイティーズ(出口恵三代表、松本研二監督)がシニア(60歳以上)とハイシニア(65歳以上)の2部門で県大会を制し、全日本大会への出場を決めた。
シニアは6月30日〜7月14日に神明台スポーツ広場で行われた県予選の初戦が、昨年全日本ベスト4の横浜エストレリータとの「事実上の決勝戦」となり、最終回(7回)1アウトまで0対3の劣勢だったが、8点を奪い逆転した。その後は順調に勝ち進み、シニア厚木との決勝戦は3対0で完封した。
全日本出場は2年ぶり5回目。大会は10月5日(土)〜7日(月)に鳥取県米子市ほかで開催される。
ハイシニアは7月28日〜8月4日に上瀬谷球場で行われた県予選の初戦が、昨年県優勝のシニア厚木クラブ戦で0対6の劣勢から7点を奪い逆転した。2回戦は5対3で勝ち、決勝戦は春の大会で優勝した大和ファルコン戦で11対1と圧勝した。
全日本出場は3年ぶり2回目。大会は10月18日(金)〜20日(日)に沖縄県読谷村ほかで開催される。
県外遠征でチーム強化
発足19年目の同チームは81歳までの選手が所属し切磋琢磨しているが、過去の全日本大会で「歯が立たなかった。もう1回立て直しを」(松本監督)と、強豪チームとの練習試合を今春から週末に増やし、チーム力強化等に努めてきた。「県内では勝てる、県のレベルは全国的に見ると低い」とみて、県外に遠征しての試合が増えている。
同チームはシニアとハイシニアを兼任する選手が多く、両方の試合ができる対戦相手を探すのにも苦労している。全日本大会を前に、9月下旬に茨城県代表の強豪、住金鹿島ソフトボール部や福島県チームとの練習試合を組んだ。
全日本出場にあたり、出口代表と松本監督は「まず1回戦を突破し、優勝を目指したい」と口を揃えた。
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