飯田北小といちょう小の統合で誕生した横浜市立飯田北いちょう小学校(上飯田町)で4月1日、開校式が開催された。
児童数減少により飯田北小に統合した同校は、各学年2クラス、個別支援学級3クラス、児童数321人で開校。校長に田中秀仁前いちょう小校長が就いた。
式典には児童のほか泉区選出議員や下村直泉区長、市教育委員会、同校関係者、同校PTA、前飯田北小校長の武藤牧子瀬谷さくら小校長ら統合前校の関係者、地域住民らが参加するなど、多数が訪れた。
ここでは、統合に関する小規模校対策検討委員会の榎下貫治委員長による経過報告や市教委関係者による開校宣言、来賓あいさつなどが行われた。
田中校長は同校開校に向け検討委員が熱心な討論を続けてきたこと、児童数が最盛期の10分の1に減り再編成された同校に何が求められているかなどを話し、「学校の歴史は地域の歴史。地域と共生していく中で、子どもたちが健やかに成長し、やがて社会の中核として活躍を」と述べた。
児童代表として石井拓実君と松川結紀さんが登壇。石井君は学校生活で成長を支える地域や家族、教諭ら人との出会いを大切にし「感謝の気持ちで友達と助け合っていきたい」と、松川さんは国籍・出身国や言葉が違う児童も多い同校で「一人ひとりが思いやりをもって仲良くできる学校にしたい」と、同校での意気込みを話した。
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