第41回横浜市春季少年サッカー大会の決勝戦が7月6日、ニッパツ三ツ沢球技場ほかで行われ、SCHフットボールクラブ(和泉町)がLの部(小学5〜6年)とSLの部(小学1〜2年)で優勝。LLの部(小学3〜4年)も3位と、全部門で入賞した。
チーム力の勝利
Lの部は171チームが出場。決勝トーナメントでは、持ち味である攻守の切り替えの早さから得点に繋げるカウンターサッカーで勝ち進み、ベスト4に駒を進めた。
準決勝の大豆戸FC(港北区)を苦戦しつつもセットプレーでの1点で勝利し、決勝の相手はバディーSC(南区)。前半に2点を先制されたものの「選手たちが諦めずにモチベーションを上手く保ってくれた」と田端幸介監督が振り返るように、後半に猛追。3対3で延長に入り、PK戦で逆転勝利を収めた。「チームのために身体を張る選手が多く、組織力が高い。それが結果に結びついたのでは」と田端監督は話した。
SLの部は111チームが出場。決勝トーナメントは4試合で14得点、守っては無失点で決勝まで勝ち進んだ。決勝の相手はLの部と同じバディーSC-S。「日頃から交流が多いチーム」と山本龍監督が話すライバルとの一戦は、「上手くリズムに乗れた」と前半を2対1のリードで折り返す。後半は相手に主導権を握られたものの、逃げ切って優勝を手にした。
「コーチの指示にすぐ反応できる」選手たちは、全員が丁寧にボールを繋ぐパスサッカーで、どこからでも点を取れることが持ち味。「優勝は選手たちの自信になったが、同時に大舞台の中で自分たちのプレーがどれだけできたのか、課題も見えた試合だった」と山本監督は話した。
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