神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
泉区版 公開:2014年7月31日 エリアトップへ

「市内全域にアートを」 トリエンナーレあす開幕

文化

公開:2014年7月31日

  • LINE
  • hatena
トリエンナーレをPRするサポーター
トリエンナーレをPRするサポーター

 現代アートの国際展「ヨコハマトリエンナーレ2014」があす8月1日から11月3日まで横浜美術館と新港ピアで開かれる。主催者は本展に合わせ、市内各地の市民団体や文化施設などによる73のアートイベント・企画を「応援プログラム」とし、市民と協働で「まちにひろがるトリエンナーレ」を目指す。

市民との協働強化

 2001年に始まったトリエンナーレは05年から3年に一度行われている。前回の11年は入場券売上が過去最高を記録し、約33万人が来場した。今回は世界19カ国から70人以上の作家が参加し、2会場に作品を展示する。

 市は12年にトリエンナーレに加え、ダンスと音楽のイベントを1年ずつ行い、文化芸術の力を活用したまちづくりを強化する方針を示した。

 過去の開催での調査では、来場者のうち横浜市民は約3割だった。本展が市内中心部で行われるため、トリエンナーレで築かれる「アートのまち」の雰囲気を市民、市内全体に広げることが課題になっていた。

応援プログラム73件

 主催する市などの組織委員会は、トリエンナーレの方針・目標の一つに「まちにひろがる」を掲げている。今回は特にこの点を意識。アート活動に取り組むNPO団体や文化施設から期間中に行われるイベントや企画を公募した。結果、前回の70件を超える73件の「応援プログラム」を選定。この中には1997年から緑区で活動する「GROUP創造と森の声」による「横浜森の美術展」など、地域に根差した団体のイベントも含まれている。同委員会は各団体、施設と広報連携を図り、トリエンナーレの認知度を上げたい意向だ。

 トリエンナーレを盛り上げる「サポーター」と呼ばれる市民ボランティアに約1500人が登録。一部作品の制作補助のほか、自主企画イベントなどを通じてPR活動などを行う。これまでも、サポーター経験者が既存の地域アートイベントに協力することもあった。サポーター事務局は「自主的に活動する取り組みを始めており、将来は地域の団体にイベントを行うノウハウを提供できれば」と話す。

泉区版のトップニュース最新6

市内品評会で最優秀賞

大矢養鶏(和泉町)

市内品評会で最優秀賞

餌にこだわり「見た目よく」

3月28日

4月から雇用率引上げ

障害者就労

4月から雇用率引上げ

市も企業啓発に注力

3月28日

災害時の資機材を敷地に

ゆめが丘グループ

災害時の資機材を敷地に

市ボラセンに協力

3月21日

46年の歴史に「ありがとう」

いずみ野小

46年の歴史に「ありがとう」

統合で4月から新たに

3月21日

避難所備蓄に不安も

災害時トイレ

避難所備蓄に不安も

携帯型、1日で尽きる恐れ

3月14日

駅前に10階建マンション

ゆめが丘

駅前に10階建マンション

相鉄不動産が26年完成へ

3月14日

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 3月14日0:00更新

  • 3月7日0:00更新

泉区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook