JX日鉱日石エネルギー株式会社は、Dr.Drive上飯田店(上飯田町3906―7)に燃料電池自動車(FCV)の水素充填設備を設置し、5日に開所式を行った。横浜市では初となるSS(サービスステーション)と一体型の営業になる。
同所はセルフ型のガソリンスタンドを2月にオープン。2600平方メートルを超える広大な敷地を有していることから、ガソリン計量機に加えてFCVへの水素充填機の並列設置が決まった。供給設備は、製油所などで製造した水素を貯蔵してFCVに充填するオフサイト方式。需要に応じて圧縮水素を搭載したトレーラーが搬入する。1時間当たり5〜6台に充填が可能で、約3分で1台が満タンになる。
開所式には関係者約50人が出席。主催するJX日鉱日石エネルギー株式会社の内島一郎氏は、日本のエネルギー自給率は4%と大半を海外に頼っていることに触れ、「新たなエネルギー社会を作り上げていきたい」と話した。終了後には、鈴木伸哉副市長と内島氏がFCVへの充填を体験した。
横浜市が推進
横浜市は、環境中の大気汚染物質や二酸化炭素の削減を進めるために、走行中に二酸化炭素を排出しない燃料電池自動車の普及に努めている。同日には神奈川県とともにトヨタ自動車株式会社のMIRAI(ミライ)を導入し、納車式が行われた。
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