区内商店街の活性化への取り組みを考える研修会が3月26日、中田町会館で開かれた。この日はなかだ商店会と中田中央商店会の青年部を中心に15人が参加。区役所主催としては初の試みで、継続的な開催も検討中。
泉区商店街連合会には、現在9つの商店街が所属している。毎年、連合会としてのスタンプラリーや商店会主催の祭りを企画するなど、それぞれが集客力アップに努めているが、さらなる活性化は個店に共通する課題。そこで新たな動きをはじめようというのが今回の研修会だ。
初回は自分たちの強みと課題を整理するなど、集客アップに向けた「きっかけづくり」がテーマ。前半は中小企業診断士の春名芳郎氏が全国各地で行われている活性化に向けた取り組みを紹介。後半のワークショップで自分たちの商店街が持っている強みや魅力を発表した。発表では「駅に近く交通の便がいい」「後継店が比較的多い」「地域活動が多く、フレンドリー」など、食・地域性・立地・環境・名物など魅力をジャンル別に書き込んだホワイトボードはいっぱいに。
終了後、参加者たちは「商店街の魅力や自慢を再発見する機会となった」「今後も継続して行いたい」など感想を話した。区役所担当者は「今回はきっかけづくりで、自分たちの魅力を生かして集客につなげていくためにも、継続して開催していくことも検討したい」と話した。
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