和泉の森を育む会(天野貞夫会長)による竹細工教室が5月21日、和泉が丘にある古橋の森で開かれた。
今回作ったのは、竹ぼうきと竹とんぼの2種類。会員のほか、近隣地域外からも参加があり、13人が竹細工に挑戦した。
竹ぼうきの講師を務めたのは昨年秋に市の講座に参加し、技術を習得したという伊藤繁哉さんだ。参加者たちは、軸となる竹に、葉を落とした枝を巻き付ける工程では、枝の長さや向きを考えるのが難しい様子だったが、アドバイスを受けながら背丈ほどある竹ぼうきを仕上げていった。
竹とんぼの講師は、宍戸茂夫さん。これまで500本ほどの竹とんぼを作り、森でのイベントで子どもたちにプレゼントするなどしてきたベテランだ。宍戸さんが手作りの型を使い、手早く作り上げると参加者は関心した様子で見入っていた。作業中には「今度、孫が来たら作ってあげよう」という声も上がっていた。
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