認知症の啓発などを目的に、北海道から福岡県までリレーで襷をつなぐ企画「RUN伴(とも)」が9月21日、泉区内でも行われた。
ランナーとして参加したのは、認知症患者や家族、支援施設のスタッフら。横浜市内を通るルートは、企画5年目にして今年が初。午後2時に中田東のデイサービス「扉」を出発し、いずみ野駅方面、区役所そばを通って環状4号を南下。藤沢市のチームとの中継地点である藤沢市の湘南台公園まで、約14Kmを走り、歩き、車いすに乗って襷をつないでいった。中継地点ではイメージカラーであるオレンジの服やグッズを身に付けた支援者らが集まり、ランナーに声援を送った。
認知症患者や家族らの居場所を提供するなどしている、いずみ野カフェ「デ・アイ」の利用者の男性もランナーとして参加。担当区間終盤に差し掛かると走るスピードを上げ、笑顔で中継地点に駆け込んだ。「汗をかいて風が冷たかった」と少し疲れを見せながらも充実した様子だった。
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