泉区連合自治会町内会長会(日並勇会長)は、自治会町内会での地域防災活動の充実を図ろうと3月13日、宮城県仙台市連合町内会から2人の講師を招き、東日本大震災発生当時の対応や取り組みを学ぶ研修会を開いた。
泉区連町会は、地域活動に取り組む上で、参考にしてほしいと毎年様ざまな内容で研修会を開いている。今回のテーマは、東日本大震災後の地域住民の絆の強化に向けた取り組みと日頃の心構え。この日は、区内157の単位自治会からおよそ90人が出席した。
仙台市青葉区連合町内会長協議会の島田福男会長は、震災当日の仙台市の被災状況や避難所の様子を写真で紹介。災害対策本部と指定避難所等の各種機関が連携を強化すること、避難所・自治会などそれぞれの防災資機材の備蓄状況の共有が重要と話した。
また、仙台市太白区連合町内会長協議会の堀江俊男会長は、震災対応の事例や地域での新たな取り組みについて説明。防災組織の再構築を目的に、町内会の直轄団体として災害対策協議会を設立し、各組織への防災機材等の支援や訓練の定期的実施、防災思想の啓蒙が進み、災害時の体制が強化されたという。2人は「本日を機会に今まで以上に連携しあって、防災・減災活動に努めましょう」と呼びかけた。
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