泉区内を南北に流れる和泉川の上流(日向山地区付近)にカルガモの親子が姿を現し、人々の目を楽しませている。
5月25日現在、カルガモの雛は6羽。日々、移動はしているが、この日は区境を越えてすぐの宮沢橋(瀬谷区)付近でよちよちと歩いている様子が確認された。川沿いの遊歩道には大きなカメラを手にしたたくさんの愛好家が集まり、親子の写真を撮り、観察をしている。人だかりを見て、川を覗き込み、頬を緩ませている通行人の姿もあった。
撮影に来ていた男性によると、最初に姿が確認されたのは5月の上旬ごろ。雛の数は12羽で、親鳥のすぐ後ろをぞろぞろとついてまわっていたという。だが、この近辺にはヘビやカラスなどの天敵がいるためか、20日には9羽に減り、25日には半分の6羽になってしまったのだという。
普段はカワセミなどの写真を撮りに来ているという男性は「毎日のように見に来ている。数は減ったけれど、孵ったばかりのころと比べて親と離れて雛だけで動きまわることも増えた。今いる雛には、みんな無事成長してほしいですね」と話した。
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