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泉区版 公開:2016年6月16日 エリアトップへ

全国高等学校電卓競技大会に2年連続で出場する 井上 紗希さん 横浜緑園総合高校 3年

公開:2016年6月16日

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努力の掛け算、積み重ね

 ○…はじまりは1年時に受けた選択授業。電卓の指使いなどの基礎の基礎からのスタートだったが、「イコールボタン」を押す瞬間の何とも言えない気持ち良さが忘れられなくなった。もともとマイペースだが、好きなものにはとことん熱中するタイプ。自宅でも練習に打ち込み、気づけばその年に検定試験1級に合格。担当教諭から大会出場の話を持ちかけられるほどに。2年生で初挑戦した大会は「入賞できればいいかなというくらい」の軽い気持ちだったが、終わってみれば県代表の座をつかみ取り全国大会へと出場した。

 ○…「2度目の全国。期待7割、不安3割。去年よりも自信はあります」ときっぱり。今年の県大会は昨年の優勝記録でも3位以内に入れないほどハイレベルだった。それでも1種目で満点、全種目で入賞。個人総合では唯一500点超えなど他を圧倒。「今年は去年より、もっと良い成績を持ち帰りたい」と話すなど、今から大会が待ちきれない様子。それは「いつも通りやれば優勝できるはず」と話す教諭もまた同じだ。

 ○…漫画研究部に所属しており、大会の時期だけは競技に集中する。それでも大好きな人気漫画『黒執事』の発売日は欠かさずチェック。練習の合間のご褒美タイムだ。入学時からゲーム業界に進みたいという気持ちがあったが、緑総の自由なカリキュラムのおかげか視野も広がったという。最近はゲームに限らずコンピューター関連の仕事に興味が沸いてきたというが、進路についてはまだ考え中だ。

 ○…スピードに正確性、そして冷静さが不可欠の電卓競技。昨年は、優勝校の生徒の打つ速さや会場の雰囲気に圧倒された。だが、「今年は大丈夫。去年一度経験しているので。ミスしないように気を付けて頑張ります」とほほ笑む。全国大会まで2カ月を切った。周囲の期待にも応えるべく、「全国優勝」という答えを導き出そうと今日も電卓に向かう。

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