泉区出身の女子バスケットボール選手で、WJBL(バスケットボール女子日本リーグ機構)のJX─ENEOSに所属する宮澤夕貴さん(23歳)が今夏のリオデジャネイロ五輪日本代表に内定した。
日本バスケットボール協会による「バスケットボール女子日本代表チーム内定者発表」記者会見が6月6日、都内のホテルで開かれた。会場には協会の川淵三郎会長、代表チームの内海知秀ヘッドコーチが顔を揃え、内海ヘッドコーチが内定者12人を発表すると、選手が一人ずつ登壇した。
直前までヨーロッパで代表候補選手18人による強化合宿が行われており、そこから今回の12人に絞られた形。内海ヘッドコーチは「我々がめざすバスケットスタイルをしっかりとやり抜ける選手たちを選出した。3点シュートという武器を携え、スピードあるバスケを展開したい。非常に悩んだが、メダルに向けての選手ということで決定した」と選考を振り返った。
コート外でも全力誓う
宮澤さんは岡津小、岡津中出身の23歳。身長182cm、70kgのスモールフォワードで、確率の高いミドルショットやリバウンドの強さが持ち味だ。会見では「落ちてしまった6人の分も日々の練習から声を出したり、走ったりしてチームに貢献して頑張りたい」と意気込んだ。
昨シーズンは思うような結果が残せず、今回のヨーロッパ遠征ではこれが最後と思って臨んだという。「まさか自分が入るとは思わなかった。数字に残らない部分でもチームを盛り上げていきたい」とコート内外での全力プレーを誓った。
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