認知症の啓発活動として、認知症患者や家族、支援者らが認知症の理解促進のため、リレー形式で街中を走る「RUN伴」が泉区で9月19日に開催された。
今年で5回目で、北海道から沖縄まで襷(たすき)をつないでいく企画。泉区では横浜市内で初めてだった昨年に続き、2回目の参加となった。今回は施設の利用者や家族、スタッフら50人以上が協力し、約17Kmを18区間に分けて襷をつないだ。出発点のけいあいの郷緑園ではスタッフがソーラン節を踊り、参加者にエールを送るセレモニーも行われた。
当日は小雨となったが、認知症を患う祖父と小学生の孫が1Km以上の道のりをペースを合わせながら走ったり、小さな子どもをベビーカーに乗せて親子で一緒にゆっくりと歩いたり、参加者それぞれのペースで一つの襷をつないでいった。午後3時半には予定通り、藤沢市の湘南台公園に到着。町田市方面からの本線に参加者の名前が書かれた襷を託した。
認知症フレンドシップクラブ横浜事務局の山出貴宏さんは「去年、今年は泉区を始点に本線へつながるルートで参加したが、来年はぜひ本線として泉区を経由するルートで参加できれば」と話していた。
ゴールの沖縄県那覇市には11月末に到着する予定。
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