泉警察署(則次誠二郎署長)は10月14日、同署管内にある6金融機関の女性職員を一日女性警察官に委嘱し、「安全・安心まちづくり旬間」に合わせた犯罪防止の合同キャンペーンを実施した。
同署によると、一日女性警察官の委嘱は2年ぶり。前回は3金融機関の女性職員へ委嘱したが、今年は区内27の金融機関へ募集を通知したところ6金融機関(横浜銀行和泉支店、神奈川銀行弥生台支店、ゆうちょ銀行横浜泉店、横浜中和田郵便局、横浜中田郵便局、横浜いちょう団地内郵便局)から応募があったという。金融機関職員への依頼について則次署長は「県内だけでなく、区内でも振り込め詐欺が続発している。こうした中、利用者の様子を見て、必要に応じて声かけを行って頂いている金融機関は犯罪を食い止める砦とも言える。相互の連携を高めるとともに、市民が親しみを持てる防犯啓発活動を期待したもの」と説明する。
6人は同署での委嘱式を経て、制服姿で駅頭に登場。金融防犯連絡協議会、防犯指導員連絡協議会、警親会のメンバーらを含め総勢30人で啓発チラシ等を配布した。参加した女性職員たちは「貴重な経験をさせていただき、嬉しい。金融機関の職員なので、活動が振り込め詐欺被害の防止につながれば」などと話した。
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