県立境川遊水地公園の福留晴子副園長の発案で、同公園のヤナギを使ったボタニカル・ダイ(草木染め)のハンカチとバンダナの一般販売がこのほど始まった。
公園では園内の植物を管理していく中で、刈草や剪定枝が大量に発生する。その草木を有効活用できないかと福留さんが着目したのが草木染めだった。
並行して県内3つの公園の草木でも試験染めを進めており、辻堂海浜公園(藤沢市)のクロマツも採用。落ち着いた茶色のヤナギ染め、鮮やかな黄緑色のクロマツ染め、2種類の製品が今年3月に完成した。
福留さんは「手に取っていただき、染料となった植物や手入れによって守られている生きもののすみかなどに思いを馳せてほしい」と話す。
製品は1枚500円〜。境川遊水地公園情報センターでは、ギフト用に2枚以上をセット購入するとビオトープ産ドライフラワーをプレゼント。
問い合わせは同公園【電話】045・805・0223。
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