泉区地域協議会(北原勉会長)は12月1日、区役所が行う自主企画事業についての評価を取りまとめ、下村区長に意見書を提出した。3つの事業について3チームに分かれて検討した結果、総合的には「いずれも区民に必要かつ重要な事業であり、概ね評価できる」という内容だった。
地域協議会は地域課題へのきめ細やかな対応と区民目線の提言や提案を区政運営に生かすことなどを目的に、2009年度から始まった枠組み。会は区内12地区から各2人ずつ選出された委員によって構成されている。今回の評価対象は【1】魅力発見・発信【2】防犯灯の自治会・町内会から横浜市への移管【3】待機児童対策の3つ。会では9月から対象事業に関し担当課へのヒアリングを行うなどして検討を進めてきた。当日は、各チームのリーダーが事業評価と提言や提案をまとめ発表した=写真。
魅力発見・発信に関する事業では、省エネルギーとアートを融合させたイベント「スマートイルミネーションいずみ」や区民から写真を募集し公開する「写真で綴る泉区」、「つるし飾り展」、散策ガイドの発行について発表があった。
評価にあたった馬場勝己リーダーは、「地域に関心と愛着を持ってもらうことは非常に重要。工夫も凝らされ、評価できる」とした上で、今後について、川を生かした魅力づくりや重点カ所を決めたイベント実施などの提案があった。また、広報についても「より多くの人の目に留まる工夫を」と話した。3グループの発表を受け、下村区長は「示唆に富んだ意見を頂いたことに感謝します。今後の区政運営に生かしていきたい」と述べた。
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