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早期発見の鍵は「違和感」 専門医が語る認知症
医療法人順神会のばんどうクリニック(和泉町)。同院の板東邦秋院長は、かかりつけ医として地域の健康を支えるだけでなく、認知症や脳卒中などの専門医としても予防・啓発活動に尽力。区内外で行うセミナー・講演会には、健康に関心の高い40代〜60代を中心に毎回多くの聴講者が集まっているという。
今回は、認知症や介護についての書籍を執筆中という板東院長に認知症の早期発見のポイントについて話を聞いた。
「おかしいな」を見逃さない
板東院長は早期発見のために大切なのは、違和感や小さな異変があったときにまず受診してみることだと語る。「あれ、おかしいな」「今までこんなことなかったのに」というちょっとしたことでも、認知症の前触れである可能性があるためだという。
このごろ、高齢者の自動車事故が多発し、判断力の低下や認知症の進行に関する関心が再び高まりつつある。「通院されている患者さんの中にもご自身で熱心に勉強されている方が増えていますね」と板東院長は話す。
改善・進行抑制も
単なる「もの忘れ」なのか「認知症」なのか、家族・自分で判断できない初期の段階でも、早期に認知症を発見できれば治療または進行を遅らせる処置が可能という。認知症にも種類が複数あり、甲状腺機能低下症やビタミン欠乏症などの脳以外の疾患が原因のものは、薬や手術で症状を改善できる。アルツハイマー型やレビー小体型の場合は治すことはできないが、進行を遅らせることはできるという。
「早期発見はご本人のためだけでなく、ご家族にとっても大切なことです。認知症と分かれば接し方やケアも適切にできますし、将来を考え、準備する時間が持てます」と板東院長。
医療・介護の連携
「今後、医療・介護の専門家が連携する『認知症初期集中支援チーム』の一員として、当院は泉区の認知症治療の中核的役割を果たしていくことになると考えております」。同院ではすでに法人が運営するサービス付き高齢者向け住宅「ラウンジヒル湘南台」の連携クリニックとして、訪問診療・看護・介護の連携を実践している。「健康や介護のサポートが万全の賃貸住宅です。将来の安心を求めている方は一度、無料見学会にお越しください」
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