1月10日の「110番の日」に合わせ、泉警察署では模擬110番通報の実演と広報活動を緑園都市駅東口で実施した。
模擬通報では、フェリス女学院大学の富山理沙さん(2年)が目撃者役、鈴木夏海さん(1年)が被害者役として参加。ひったくり事件の実演後、2人は現場の状況や犯人の特徴、逃走経路等を丁寧に報告した。実際に通報があると、直ちに無線で近隣の警察官らに情報が入り、緊急配備が発令。被害者のもとにも警察官が駆けつけるという。
最後に犯人像を記憶と照合した。すると2人とも間違っていた情報があった。富山さんは「心の準備をしていても靴の色等を覚えきれなかったので、突然だとかなり難しいだろうと思った」と振り返った。
県警本部の川口智朗警部補によると、昨年の110番通報は県内で約86万件。1日あたり2300件になるが、実際は半数が免許の問い合わせやいたずら等、急を要さないものだったという。則次誠二郎泉警察署長は「問い合わせは警察署へかける等、適切な利用をしてほしいが、事件・事故は迷わず110番を」と呼びかけた。
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