泉が丘中学校を拠点に活動する「直信舘和泉道場」(小林孝行舘長)の小学生チームが2月26日に千葉県で開かれた「小野派一刀流流祖忠明旗争奪関東小学生剣道大会」(主催/南房総市、同教育委員会)で見事3位に入った。
大会は、徳川幕府の剣の指南役だったとされる「小野派一刀流」を開いた南房総市出身の小野次郎右衛門忠明の功績を後世に伝えることなどを目的に創設され28回目。今年は関東各地から121チームが参加した。
試合は補員を含め小学4年生以上の6人でチームを編成、うち5人による団体戦。予選リーグ各組1位の計32チームによって決勝トーナメントが行われた。直信舘和泉道場は予選リーグから快進撃。決勝トーナメントでも2回戦の頸城大瀁(新潟)の代表戦をものにすると一気に波に乗り、準決勝へと進出、入賞を決めた。準決勝は東松舘道場(東京)に惜敗した。
直信舘和泉道場は、同大会出場10回目。ここでの入賞を1つの目標として日々稽古してきた。これまではベスト16が最高で、大会前は「東松舘まで行こう」と目標を立てていたという。監督の岩瀬真一さんは「選手たちは、取られても取り返し、試合の流れをつないでくれた。本当にここまでやってくれるとは。優勝した東松舘は夏の全国大会3位、準優勝の昭島中央は全国1位のチーム。そんなチームと同じ表彰台にたっている子どもたちを見て、目頭が熱くなった」と大会を振り返った。
直信舘和泉道場は1976年設立。小学生から一般まで20人が所属し「明るく楽しく美しく勝つ」をモットーに練習に励んでいる。
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