泉区版 掲載号:2017年3月16日号

白百合台自治会で青年団を立ち上げ、区内外で取り組みを講演している

相馬 英樹さん

白百合在住 45歳

次の担い手、地域で育てる

 ○…白百合台自治会で青年団「Fellows(フェローズ)」を立ち上げ6年。役員の担い手不足や高齢化が課題となる自治会・町内会が増える中、40代の子育て世代を中心に若い力で地域のサポートをしようと約40人の有志で活動に励む。できる範囲で無理なくがモットー。その取り組みは他地域の参考にと区や市からも講演依頼が来るほどだ。「高齢の方にとっては行事でのテント張り一つでも大きな負担。若い人の参加を喜ぶ声はかなり多い」と笑みをこぼす。

 ○…夏祭りが青年団一番の大仕事。運営を任されてからは模擬店や企画を増やし、連合の運動会で勝つための秘策も盛り込んだ。団員は子育て世代が多く、子どもら中高生も揃いのTシャツ姿で参加。「面白そうなことやっているおじさんだと思ってくれたら。早いうちから参加することで今後も自然と仲間になってくれるはず」。今後は高齢者の負担減だけでなく、次世代を担う子ども向けの活動に力を入れたいと思案中。

 ○…団の設立時、自身は自治会長3年目。会長選出の理由はくじ引き。当時37歳、班長38人の中から「当たってしまった」。役員どころか班長経験もない状態で周囲に支えられながら会長職を引き継いだが、身に染みたのは役員の高齢化と担い手不足。このままではだめだと任期や選出の制度を変更。退任後も活動をうまく継続させる仕組みが必要と考え、立ち上げたのが青年団だった。「名前を考えてくれたのは先輩方。きっと次世代への期待があったんだと思います」

 ○…3児の父。平日は会社勤め、休日は青年団の活動や家族との時間、息抜きのソフトボールを楽しむ。しらゆり公園の球場で汗を流し、仲間と酒を酌み交わす。チームに入ったきっかけも自治会の仲間からの誘い。青年団にスポーツに、地域参加が思わぬ広がりを生んだ。「どれも仕事や家庭に負担がかからない程度に。家でじっとしていてもよくないですしね」と笑う。

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