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泉区版 公開:2017年3月23日 エリアトップへ

泉区保健活動推進委員会会長で、厚生労働大臣表彰を受けた 若林 澄子さん 上飯田町在住 78歳

公開:2017年3月23日

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健康づくりに定年なし

 ○…害虫駆除など公衆衛生の活動が中心だった前身の保健指導員の時代から、いちょう団地地区の保健活動推進委員として42年にわたり、健康教室の開催など健康づくりのために尽力してきた。今年度は委員約200人が所属する区の会長に就任。長年の活動と功績が評価され、このほど公衆衛生事業功労者として厚労省から表彰された。「本当に私でいいのか、長年の活動は正しかったのかと自問自答しています」と照れ臭そうに手で顔を覆う。

 ○…活動の成果の表れか、年齢を感じさせないテキパキとした身のこなしが印象的。3月末で定年を迎え、委員は退任するが活動は個人的に続けていくという。「定年だからとやめるよりもお手伝いしている方が健康でいられると思います」とニッコリ。今後の目標は外国籍の参加者を増やすこと。外国語での案内もしているが、近年は参加者がいない。「言葉が通じなくても体操なら一緒にできますから。外国籍の委員を中心に輪を広げたいですね」

 ○…月に2回、外部講師を呼んで開催している団地の健康教室は口コミで参加者も年々増え、毎回約50人が集まる。運動不足解消を狙って行っている転倒予防教室では委員自らも手本となって運動に励む。団地住民の高齢化により、健康を守りたいという需要は高まっているという。開講時から通う常連も多く、各教室は住民同士の交流の場として定着。心の健康づくりにも寄与している。

 ○…5人兄弟の長子で、昔から世話役に回ることも多かった。結婚後、団地ができたのを機に家族で移住してきた。民生委員としても地域を動き回り、児童の登校を見守る学援隊の活動は現在も欠かせない日課だ。好きだった読書も最近は忙しさから本を手に取る機会が減ったが、サロンでの小物作りや地域住民の喜びの声が元気の源。「ここまで熱中できるのは、家事に協力的な夫の支えがあるから」と感謝も忘れない。

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