就労継続支援B型事業所「ゆめが丘DC」(関茂樹代表)の利用者が作ったフラワーアレンジメント作品が今月末から横浜市営地下鉄・踊場駅―湘南台駅間の5駅すべてのトイレで飾られることになった。
このフラワーアレンジメント作品は、脳や心の病から社会へ復帰するための支援活動を行っている同事業所の利用者が製作・販売している商品の一つ。これまで事業所そばの相鉄線・ゆめが丘駅で昨年2月から、市営地下鉄・下飯田駅で5月から関代表の提案で展示が行われてきた。
今回は、踊場―湘南台駅間を担当する中野志帆駅長から今年3月に「残りの4駅にも」と提案があり、実現した。中野駅長によると、元々市営地下鉄の駅トイレでは季節の生花を飾っていたが、時には心無い人が無断で持ち去ることもあったといい、今年度から中止していた。何も飾らないままは寂しいと考える中で、下飯田駅での展示が好評のゆめが丘DCに協力を依頼したという。
関代表は「作品をたくさんの方に見てもらえることは製作した利用者にとっても励みになる。また事業所を知ってもらうきっかけになればうれしい」と笑顔を見せる。作品は今後も季節に合わせたものに入れ替えるなどする予定。
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