泉が丘中学校を拠点に活動する直信舘和泉道場(小林孝行舘長)の小学生団体チームが6月4日に鶴見大学で開かれた「神奈川県道場少年剣道大会」で優勝し、7月に日本武道館で開かれる全国大会への出場を決めた。
小学生団体の部には県内各道場から43チームがエントリー。直信舘和泉道場は先鋒・本山夏鈴さん(小6)、次鋒・谷村紘生君(同)、中堅・久保翔人君(同)、副将・冨田ひかりさん(同)、大将・堅田琴太君の布陣で臨んだ。
大会は、3回戦まで順調に勝ち進むも、4回戦以降は緊迫した試合展開。4回戦は代表戦までもつれこみ、谷村君が相手の大将から会心の面を決め、準決勝へ。準決勝の相手は練習試合では勝てなかった港南区の斉信館剣友会。ここでは副将の冨田さんが見事な剣さばきで粘る相手を退けた。決勝は、川崎御幸剣友会との対戦。優勝には2本勝ちが必要な場面で、大将の堅田君が個人戦2位の強敵に対し、見事な2本勝ちで優勝をつかんだ。
同舘によると、この大会に出場するのは12回目。近年は11年前に3位入賞して以来、思うような成績が残せなかったという。しかし、今年は同学年が揃い、3年前から神奈川県、さらには全国制覇と目標を掲げ練習を重ねてきた。
大会を終え、指導者らは「先鋒の本山はムードメーカー、中堅の久保は相手が強いほど燃える。個々の力は飛びぬけて強くないが、チーム力はどこにも負けない。5本の矢を束ね、全国でも優勝を目指したい」と話した。
なお、同大会中学生個人の部では同舘の堀越丈司君が準優勝し、10月に仙台で行われる全国大会個人戦への出場を決めた。
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