横浜泉ロータリークラブの会長に就任した 青木 籌之さん 中田西在住 71歳
元気に明るくが基本
○…入会して15年、初の会長職にも「このクラブの雰囲気は素晴らしいですから」と気負いはない。会員たちはいずれもロータリークラブにとどまらず、地域活動にも精力的な頼もしい面々ばかり。地元に根付いた活動を標ぼうする中で「この上ない人材が揃っているんです」とにこやか。例会場でもひと際目立つすっと伸びた背筋、そして穏やかな語り口がトレードマーク。何を聞いても言葉をかみ砕きながら丁寧に話すさまが印象的だ。
○…新年度から新たなメンバーを迎え正会員が39人となった横浜泉。今年は自身の方針として「地域に密着すること。そして元気で明るく、楽しい活動にすること」を掲げている。来年3月には一大イベントであるIM(インターシティーミーティング)のホストクラブを務めることも決まっている。そして3年後には記念すべき創立30周年が待っている。土台づくりを進める中で、クラブの団結を一層強めていく考え。
○…地名にある「立場」は、祖父が明治中頃に開いた商店の屋号だ。現在、交差点の一角にある「リカーショップタテバ」では主に酒とタバコを扱い、温度管理されたワインセラーや銘酒の豊富な品ぞろえが売り。「ちなみに笑い話になるけど」と教えてくれたのは、自身はタバコを吸わず、お酒も付き合い程度だけということ。「昔から店の商品には手を付けるなと厳しく教わってきたからね」とおどけてみせる。
○…名刺入れの中には会議所に市商連、そして間税会に酒販組合と、自身の様ざまな顔がある。おかげで手帳を開けばいつも一面真っ黒だ。多忙を極める毎日だが、タテ・ヨコ・斜めと放射状に広がる人と人とのつながりは、かけがえのない財産で「いつも、いつも周りの人に助けられてばかりいる」と頭を下げる。連れ添って40年になる妻もその内の一人で「感謝してもしきれない」と照れくさそうにほほ笑んだ。
|
|
|
|
|
|