泉区版 掲載号:2017年10月5日号
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案山子コンテストで3連覇した陣屋自治会の会長を務める

鈴木 重義さん

和泉が丘在住 77歳

案山子に思い重ねて

 ○…黄金色の田んぼを背にずらりと並ぶ案山子(かかし)。すっかりお馴染みになった秋の景色といえば、天王森泉公園が主催する「案山子コンテスト」。第6回目となる今年、総勢19体の応募の中から、陣屋自治会が制作した案山子が最優秀賞を獲得した。陣屋自治会は一昨年、昨年に続き3連覇を成し遂げた。一般投票で最多の140票を獲得し、大差をつけて掴んだ1位。制作は自治会長をはじめ、役員ら15人。毎年役員が入れ替わるため、このメンバーでの案山子作りは初めて。「試行錯誤しながら作ったので、喜びもひとしお」と顔をほころばせた。

 ○…今年8月、毎年頭を悩ませるテーマ決めからスタートした案山子制作。今年の世相を表したものは何か、役員が集まり意見を出し合った。そんな時ふと、テレビ中継していた甲子園が目に留まった。「清宮幸太郎選手を案山子にしよう」。仲間の意見をもとに案山子作りを開始。以前自身が使っていた野球のユニホームを提供した。女性らが中心となり、新たにフェルト生地で高校名と名前を縫い付けた。顔は発砲スチロールを削り作り上げた。

 ○…「細かい裁縫はすべて女性の役員がやってくれた。男性陣は見ているだけでした」と照れ笑い。メンバー15人の仲の良さを「地域の祭りや会議、イベントなどで結束力が高まった。いざ案山子作りを始めて、よりチームワークが強くなった」と話す。任期一年の短いチーム。それでも思い出になるものにしたいと連覇を誓い合った。

 ○…山形県出身。戸塚区の自動車部品メーカーに就職するため上京。定年まで勤め、現在は妻との2人暮らし。ボウリングや畑仕事が趣味。ボウリングは実業団に所属していたほどの実力の持ち主。高スコアを出し、優勝経験も多数持つ。会社員時代のOB会の幹事も任され、年に数回のイベントを企画する。「案山子をきっかけに地域で交流が生まれるといいですね」。

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