泉区版 掲載号:2017年10月12日号
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下和泉地区センターで講演会の講師を務める 田中 俊雄さん 下和泉在住 87歳

楽しむことが人生

 ○…「川沿いには村。泳いで、釣りをして遊んだあとは畑の手伝い。自然がいっぱいだったなあ」と懐かしそう。10月18日の講演会「地域の今昔」では、1940年ごろから現代までの田園風景や昔の暮らしについて語る予定。「きっと今では想像できないこともあるだろう。話を通して時代とともに変化してきたふるさとを知るきっかけになれば」と。生まれ育った地への愛故か、いずみの話をする顔はすこぶる優しい。

 ○…1929年和泉町生まれ。終戦後、市民生局の社会福祉事務所に勤務した。1960年ごろに和泉町に団地ができると「区内には保育園が少ない。子どもたちの受け皿になる園をつくろう」と、くるみ保育園を立ち上げた。以来53年間、今年9月に園長職を退くまで、理事長兼園長として、地域の子どもたちを見守ってきた。「心に太陽を、唇に歌を」がモットー。これまでたくさんの元気あふれる「くるみっ子」を送り出してきた。

 ○…87歳、「耳も目もだいぶ弱ってきたね」と笑うが、広い園庭で駆け回る子どもたちの傍らには、今も”りじちょうせんせい”の姿がある。子ども、職員、父母からなる3つの輪は「大きな家庭」と言ってはばからない。自身の幼少時代がそうであったように、様ざまな体験が豊かな心を育むと信じ、園内では四季折々、工夫して遊ぶ子どもたちの元気な声が響いている。

 ○…「保育者は楽しくなければならない」が口癖。自身も絵画に書道にマジックと、子どもたち以上に好奇心旺盛に取り組んできた。中でも50歳を過ぎた頃に始めたマジックは、子どもたちの誕生会で毎月披露し「マジシャン園長」として”家庭内”ですっかり定番となっていた。聞けば「子どもたちに喜んでほしい」の一心で始めたことだが、どうやら一番楽しんでいたのは自分自身のよう。「だって人生は楽しくなきゃ」。何を聞いてもあふれる笑顔が印象的だった。

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