横浜市公園愛護会表彰が11月10日、中区の横浜情報文化センターで行われ、公園の美化や保全活動に顕著な功績があった50人と30団体に林文子市長から表彰状が贈呈された。区内からは、内林第二公園愛護会(日向山第三自治会)が受賞した。
同会は年に3回、近隣住民総出での清掃活動「さわやか運動」を展開。今年は幼児にも参加してもらおうと清掃活動終了後に園内で紙芝居の読み聞かせや、小学校児童が大縄跳びの練習などを実施している。「地域の公園は地域の人が集う場所」がコンセプトで、様ざまな企画を練っている。このほか、草花の育成や芝生の管理なども住民が自主的に行っている。
こうした活動が公園愛護の積極的な活動として認められ、同会として初めて愛護会表彰を受賞した。前田知世(ちせ)会長は「地域の人同士のコミュニケーションが希薄になっている時代。災害など、何かがあった時に連携が取れる体制を作ることを心がけています」と話す。公園の隣には自治会館が隣接され、トイレの利用や有事の際の一時避難場所としても積極的に開放しているという。
前田会長は「引き続きみんなが過ごしやすい環境を作っていきたい。また、公園を積極的に活用していくことで、ますます人が集まる場所になっていけば」と語った。
泉区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|