認知症になっても安心して暮らせる街にしようと活動する認知症フレンドシップクラブの横浜事務局(中田東)によるイベント「第1回地域と共に」が3月20日、中田地区で開催された。
これは同クラブが目指す街づくりの一環として、「認知症になると何もできなくなる」といった認知症への間違った認識を打破し、地域住民とのつながりを深めようと企画されたもの。今回は事務局がある生活維持向上倶楽部「扉」から活動ホーム「かがやき」、宮ノ前公園を経由するコースを、ボランティアグループ「このゆびとまれ」から借りた神輿を認知症当事者や地域住民が担いで回った。イベントには中村町内会なども協力。参加者からは「自由に参加し、自分で色々できる姿を見て、認知症の方のイメージが変わった」といった声が聞かれ、子どもから大人まで地域一体となって楽しんだ様子だった。
事務局の山出貴宏さんは「少しずつだが、地域とのつながりができ始めていることが分かりうれしい。今後も私たちだけが中心となるのではなく、地域の方々と協力し、街づくりを進めていきたい」と話した。
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