路線バスにおけるバスジャックや不審物件の発見などを想定した合同訓練が6月13日、上飯田の神奈川中央交通(株)戸塚営業所で実施された=写真。2019年のラグビーワールドカップや2020年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会など大規模な国際大会を見据え、関係機関の対応力の向上と連携強化が狙い。この日は泉警察署、第一機動隊、第二機動隊、泉消防署、神奈川中央交通(株)から合わせて70人が参加した。
訓練は爆破テロを企てた被疑者が路線バスをジャックしたという想定。署員らは110番通報ののち、緊急配備を敷き、車両発見後に車両を誘導。停車させると乗客の避難誘導や部隊が逃走防止措置を講じ、車両への突入、被疑者の制圧といった一連の動きを確認した。また、車内に残された爆発物の発見と処理の手順も確認した。
泉警察署の長谷善明副署長は「有事の際の対応力の向上はもちろんだが、現場では関係機関の連携が不可欠で、3者合同で行うことで、より実のあるものになったと思う」と話した。
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